「恵方巻きは昨年実績しか作らない宣言」の凄さ

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こんばんは。

ねここしゃん<banbanuwa>です。

 

先日、とあるニュースサイトでこんな記事を見つけました。

 

 

 

www.news-postseven.com

 

 

 

 

「お客様は神様」の終焉

ここ数年、日本の企業が行き過ぎた過剰なサービスを辞める・削減する取り組みを行うようになり、それがネットユーザーに賞賛されているといった内容です。

 

記事では「お客様は神様」の終焉と表現されています。

 

ザッと挙げると「佐川急便、アマゾンから撤退」「ヤマト運輸、値上げ決定」「ロイヤルホスト、24時間営業中止&年間3日間の休業日設定」「GODIVA、義理チョコやめましょ運動」「兵庫県のスーパー、恵方巻は昨年実績分しか売らない宣言」などがある。

 

とあるように、日本の多くの企業がちょっと前までは考えられなかった施策を行っています。 

 

恵方巻きは昨年実績しか作らない宣言

中でも個人的に気になったのが兵庫県のスーパー、恵方巻きは昨年実績分しか売らない宣言」 です。

 

これは小売業界にある意味衝撃を与えたのではないでしょうか。

基本的にスーパーは、昨年実績を上回る売上を目指すのが常識です。(小売業は全部そうか・・・)

 

まして恵方巻きなどのイベントは、店の売上、会社の売上を上げるためにもとても大切なイベントです。

 ですからどの店も「去年より多く作ろう」「去年より多く売ろう」が常識です。

 

そんな中で「恵方巻きは昨年実績しか作らない宣言」は常識を覆す大宣言だと感じました。

 

「売れないから作らない」じゃない

兵庫県のこのスーパーが凄いのは、「売れないから作らない」のではないということ。

実際このスーパーは近年「恵方巻き」の売上は右肩上がりだったそうです。

そんな中で、近年SNSで話題になっている「恵方巻きの大量廃棄」を問題視し、今回の「昨年実績しか作らない」という取り組みに至ったとのこと。

 

もし、昨年実績以上に作っていれば売上は更に上がっていたかもしれません。

ですが同時に大量の廃棄を出すかもしれません。

大量の廃棄を出してまでの売上はいらない。という姿勢ですね。

 

一生懸命ゴミを作る虚しさ

わたしも同業種ですので、恵方巻きの大変さは身をもって知っています。

昨年実績を追い求めるあまり、大量の廃棄を出すということもあります。

 

当然ながら恵方巻きを巻くのは従業員です。

早朝から一生懸命作ってもらった恵方巻きを翌日捨てるのはとても虚しく辛いものです。

 

兵庫県のスーパーは、そんな実態に違和感を感じ、問題視し、「もうやめにしよう」と会社として宣言したわけです。

 

時代は変わってきている

兵庫県のこのスーパーの取り組みに対し、消費者からは賞賛や激励の言葉が相次いだそうです。

恵方巻き完売や品切れに対するクレームも特になかったとのこと。

「消費者の意識が変わった」と感じているそうです。

 

企業は売上を伸ばすことで成長しますが、時代の変化・消費者の変化に合わせて企業も変化しなければ、消費者の支持は得られず衰退していくのだと考えさせられる一件でした。